家づくりコラム
コラム『いつかは夢の家づくり』
とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけいたします。
本文に入る前に、まずは、このコラムの執筆者の自己紹介をさせていただきます。
私、太平ホームの広報担当をしています、氏家(ウジイエ)といいます。
昭和57年(1982年)生まれ 埼玉県加須市育ち。
平成17年(2005年)に埼玉県杉戸町のハウスメーカー、太平ホームに入社し、注文建築の営業部門に配属されました。2年後くらいに、前線の営業部門から、広報へと異動し、チラシやパンフレットの制作、WEBサイトの管理、モデルハウスの施設管理などを担当しています。
平成25年(2013年)に自分で間取りをつくって、家を建てました。もちろん、建築は当社、太平ホームです。
宅地建物取引士、2級建築士、ファイナンシャルプランナー(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)の資格を持っています。
自分の家づくりの際には予算計画からローンの返済計画から土地探しから建物の設計まで この資格がとっても役に立ちました。
自分の家づくりの経験が、これから家づくりをスタートする方の参考になれば、ということでこれからこのメルマガを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ここから 本文です。
Vol.01 第1回の今日は 「どんな家に住みたい?」ということを書いていきたいと思います。
皆さまは どんな家に住みたいと思っていますでしょうか?
家を 建物のかたちで分類するとしたら まずは一戸建てと マンションなどの集合住宅 隣家とつながった長屋建てなどでしょうか。
所有のしかたで分けると 持ち家と 賃貸住宅。
注文住宅と分譲住宅 新築住宅と中古住宅 といった分け方もあるでしょうか。
あとは 住宅メーカーがよくキャッチコピーに使うのは 真夏や真冬でも快適な家 使いやすい間取りの家 地震や災害に強い家…
このように 「どんな家?」といってもいろいろですが このページを見ていただいているということは 建物のかたちと所有のしかたについては 一戸建ての持ち家に住みたいと思っている方がほとんどでしょう。
注文住宅と分譲住宅については どちらがいいか決まっている方もいれば 迷っている方や 違いがわからないという方もいるかもしれません。
中古住宅よりは新築住宅の方がいいという方がほとんどでしょうが 物件探しエリアによってや 予算によっては 新築住宅は難しいので中古住宅も視野に入れていくという方もいますでしょうか。
お住まいの建て替えを検討中のかたは 建て替えて新築にするか 今の建物をリフォームするか どちらも考えているという方も多いでしょう。
性能的なことや デザイン的なこと 間取り的なこと それと 予算的なことについては 人それぞれで まったく違うでしょうね。
いいものを安く手に入れられれば それが一番でしょうが 人によっては ローコスト重視で 性能や広さはあまり求めていないよ という方や 一度は持ち家を検討したけれどやっぱり賃貸で十分と思った という方もいるかもしれません。
私の場合は 住宅メーカーに勤めるくらいですから やっぱり賃貸よりは持ち家派ですし マンションよりは戸建て派です。
隣近所と同じ間取り 同じデザインの家ではつまらないと思っているので 建て売りの分譲住宅よりは自由設計の注文住宅にしたい派です。
性能や デザイン 間取り については まずは予算を決めて そのなかでいちばんいい家をつくろう と思って 家づくりを進めました。
断熱性 気密性 耐震性 デザイン 広さ 間取り などなど…
予算さえあれば 首都直下地震クラスでも倒れない家や 竜巻にも飛ばされない家や 外が猛暑でも極寒でも室内は快適な家や 安藤忠雄やコルビュジェが建てるようなステキなデザインの家や 石油王が住むような豪邸にしたいですが
なにせ 予算には限りがあります。
すべての性能を最強にしてデザインも広さも なんて できるわけありません。
住宅メーカーに何年も勤めていると 最低このくらいの家にはしたいから 費用は最低このくらいかかるだろう
できればこんなこともしたいけど それをやると追加費用がこのくらいかかるだろう
というのは もうだいたい頭に入っていますので あとは土地の値段です。
高い土地を買うと建物にかけられる予算が減る 安い土地を買えればそのぶん予算をまわして建物への希望を多くかなえられる といったカンジです。
例えば総予算3,000万円で 建築費が2,000万円かかるから土地は1,000万円以内で探そう
もし土地が800万円で見つかれば建物に2,200万円かけられる といったカンジです。
長文になってしまいましたが…
家づくりをスタートするときには 「どんな家に住みたい?」 ということを考えておくことと その希望のなかでも 絶対ゆずれない希望と 予算や費用によっては 取り入れたり 見送ったりする希望を 考えておいた方が良い ということをお伝えしたかったのです。
そのためにお役に立てるような情報を このコラムで発信していきたいと思っていますので 今後とも よろしくお願いいたします。