家づくりコラム
コラム『いつかは夢の家づくり』
ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。
とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。
今回は、築10年目を迎えたわが家のリフォームのお話です。わが家では、
①エコキュートからガス給湯器への交換
②防蟻処理
③外壁塗装
④蓄電池の設置
というリフォームを、築10年の節目に行うことにしました。
①エコキュートからガス給湯器への交換については、新築当時は、わが家の地域には都市ガスが来ていなかったことと、東京電力の「電化上手」という夜間の電気代が安いプランがあったため、給湯器にはエコキュートを採用していました。
10年間、エコキュートは一度も故障することはありませんでしたが、年数的にはそろそろいつ壊れてもおかしくありません。いざ本当に壊れてからでは、すぐに修理や交換をすることはできないので、壊れる前に交換することにしました。
交換にあたっては、またエコキュートに交換するのではなく、この10年の間にわが家の前面道路にも都市ガス管が来たことと、給湯器が故障して修理や交換が必要になったときにガス給湯器の方が対応が早いであろうことから、ガス給湯器に交換することにしました。
また、給湯器交換のついでに寝室とリビングへ配管を引き、ガスファンヒーターを使えるようにしました。
ガスファンヒーターは暖房能力が高く、部屋がすぐ暖まります。燃費はあまり良くないので、部屋が暖まったらエアコンに切り替えるようにしています。
都市ガス引込み工事
敷地内の配管工事
②防蟻処理についても、新築から10年、特になにか被害が出たわけではないですが、保証期間も切れているので、今後の白蟻予防のために施工しました。
③外壁塗装について、築10年くらいではまだまだ外壁はキレイですが、これからも長くキレイを保ちつづけるために、外壁材が傷み始める前に塗装を行いました。
塗装だけではなく、シーリング材の打ち直しも同時に行っています。シーリング材が劣化すると外壁材の内側に雨水が入ってしまい、下地が傷んでしまいますので、劣化してからではなく劣化する前に施工することが大事です。
ベランダのFRP防水のトップコートも同様です。劣化が進むと下地自体が傷んでしまいますので、その前に予防的に塗装をすることで建物を長持ちさせることができます。
外壁材が傷み始める前に塗装を行いました。
シーリング・ベランダのFRP防水も、下地が傷み始める前に施工しました。
④蓄電池の設置も行います(現在施工待ち中)。
わが家には太陽光発電システムが設置されています。
FIT制度により10年間は38円/kWhという単価で売電することができていましたが、10年が経過し売電単価は8.5円/kWhにまで下がってしまいました。
もはや電気は売るよりも貯めて自分で使う方が良い時代です。
災害対策にもなるので、蓄電池を導入することにしました。
リフォームにかかった費用は?
上記の①、②、③、④の工事を合わせると、約330万円の費用がかかりました。
快適な生活のためと、建物を長持ちさせるためとはいえ、けっこうな費用です。そしてわが家にはそんなおカネはありません。
貯金のなかから払うのも、新たにリフォームローンを組んで払うのも、なかなかキツいです。
どうやって資金調達する?
今回は、リフォーム資金を上乗せして住宅ローンを借り換えして、リフォーム資金を用意することにしました。
その話は、次回のブログで…!