家づくりコラム
コラム『いつかは夢の家づくり』
ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。
とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。
今回は Vol.16_「注文住宅より 分譲住宅の方が 安い?」という記事です。
前回の記事で 「分譲住宅と注文住宅の違い」 を 説明しました。
今回は よく お客様から聞かれる
「注文住宅より 分譲住宅の方が 安いんでしょ?」 あるいは
「注文住宅は 分譲住宅より 高くつくんでしょ?」 というお話。
確かに 分譲住宅は 一か所の分譲地で何棟かまとめて 設計し 材料を仕入れ 現場管理し 施工しますので 一棟あたりのコストを下げることができます。
もし 注文住宅と分譲住宅で 全く同じ立地・間取り・仕様の家があったとしたら 分譲住宅の方が安くできると思います。
でもそれは 注文住宅が割高 というワケではないと思います。
注文住宅は 間取り・デザイン・建材・設備・仕様などを自由に選べるので いろいろこだわった結果 コストアップすることもあれば 不要なものを減らしてコストダウンをすることもできます。
土地を買って家を建てる場合も 土地の予算を抑えて そのぶん建物に予算をまわしたりとか。
分譲住宅って 交通の便の良いところ = 土地の値段の高いところ で売りに出ます。
土地の安いところを狙って注文住宅で家を建てると 駅近の分譲住宅を買うよりも総額を抑えられたり 予算をかけて 分譲住宅ではできないようなステキな家を建てられたりするかもしれませんよ。
たとえば同じ「総予算3,000万円」でも 「土地 1,800万円+建物 1,200万円」か
「土地 800万円+建物 2,200万円」か みたいな。
自分にとって価値の高いものにコストをかけ そうでもないものはカットすることもできる というメリットが 注文住宅にはあります。