家づくりコラム

2020.07.03

「けっこうかかる? 家を建てたあとにかかる費用」
【ハウスメーカー社員が書く家づくりコラム_Vol.27】

コラム『いつかは夢の家づくり』

ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。

とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。

 

前回は 「家を建てるときにかかる税金」について書きました。
今回は Vol.27_「家を建てたあとにかかる費用」。 税金のほか 維持管理やメンテナンス・リフォーム などにかかる費用についても書いていきます。

 


 

税金イメージ画像

まずは税金。

土地や建物を所有していると 毎年 固定資産税がかかります。
税額は 土地・建物の価格によります。
ちなみに わが家の場合 最初の年は 土地と建物合わせて 83,000円でした。
新築建物は 最初の数年間 税額が優遇されます。 優遇が終わった年の税額は 129,000円ほどになりました。

 

メンテイメージ画像

メンテナンスにも費用がかかります。

屋根や外壁の塗替えや、コーキング・FRP防水のメンテナンス、防蟻処理など。
瓦屋根やタイル外壁にしておけば、イニシャルコストが多くかかりますが、メンテナンスコストは減らすことができます。

わが家の場合は、屋根だけは瓦葺きにしましたが、外壁をタイルにするところまでは予算がまわりませんでした。

外壁の塗装と、コーキングの再施工、ベランダのFRP防水、防蟻工事で、築10年~15年の間くらいに、100万円くらいの費用がかかると思います。

 

イニシャルコストをかけるとランニングコストが減らせるものって けっこうあります。

税金イメージ画像

瓦屋根やタイル外壁のほかにも、太陽光発電システムもそうですね。

わが家も百数十万円かけて太陽光発電システムを設置しましたが、おかげで、電気代は年間平均するとプラスマイナス0円以下で、儲けが出ているくらいです。

 

火災保険・地震保険も必要です。

わが家は、火災だけでなく、風水害や地震の被害も補償される保険に入っています。
2019年の台風19号のときは、利根川や荒川の水位があがって心配でしたよね。
すこしイニシャルコストをかけて省令準耐火仕様にしたので、保険料が安くなりました。10年契約で、159,000円くらいの保険料でした。

火災保険と一緒に地震保険にも入っています。地震保険は1年ごとの支払いで、1年目は10,450円ほどでしたが、その後、13,400円、15,400円、と年々料率が上がり… 今年は17,600円ほどになってしまいました…。
東海地震や首都直下地震のリスクが高まったり、風水害などの自然災害が増えて保険会社の負担が増えていることで、保険料が上がってしまっているのだと思います。

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