こんにちは、太平ホームリフォーム担当の『E』です。
リフォーム小話、今回はフローリング編です。
古いフローリングを張替えた際、よくお客様からこんな質問を受けます。
フローリングにメンテナンスのためにワックスをかけてもいいんですか?
一昔前のフローリングはワックスによるメンテナンスが必須でした。
私も小学生の頃、大掃除の日に教室の床にワックスを塗っていた覚えがあります。
ただ、日進月歩する住宅産業。フローリングも進化しています。
近年、よく使用されているのが『シート張り』のフローリング。
ホームセンター等でよくある、合板の表面に木目調のシートを貼ったものです。
太平ホームのオススメはパナソニックの『ベリティスシリーズ』
豊富な色柄、見た目の高級感、傷・汚れへの耐性、手入れのしやすさ、値段面等でも優れている商品です。
さて、そんなフローリングにワックスを塗っていいのでしょうか。
フローリング自体は先述したように、汚れ、傷に強く、基本的にメンテナンスが少なく済むようになっています。
さらに綺麗にしたいのであれば、ワックスで表面を保護したくなるものです。
メーカーの営業さんに聞いてみました。
『駄目です』
食い気味に言われました、、、
ワックスを使用した場合、表面には浸透しませんが、問題なのが『側面』
フローリングとフローリングの隙間、壁とフローリングの隙間にワックスが入り込み、側面から浸透。
その場合、シートと合板の隙間にワックスが入り込み、波紋状の模様が浮かび上がるというのです。
そうなると後はシートの表面が剥がれ、せっかくのフローリングが台無しになります。
では、手入れはどうするか、というと基本的には『乾拭き』です。
表面の汚れをふき取るだけで十分だそうです。
水の使用は最小限に。これもやはり波紋状の模様の原因になる可能性が有ります。
シート張り以外にもフローリングには『無垢フローリング』、『鏡面調フローリング』など、様々な種類があります。
種類によって手入れ方法は異なりますので、説明書をよく確認しましょう。
では、また次回のリフォーム小話でお会いしましょう。